世界一周の出発前に海外旅行保険に加入しました。ケガや病気になった場合、安心して治療を受けるためです。
国によっては医療費が高額なところがあります。なかでもアメリカの医療費は桁違いに高額で、支払うことができずに自己破産が続出するほどです。盲腸になって入院した場合に200万円から300万円は軽くかかると言われています。
僕はタイで痔を発症して病院に掛かったところ一時帰国を勧められたため、日本で手術をしました。
住民票を抜いていて、国民健康費用保険に加入していません。費用は10割負担で約5万円。僕が加入している保険は損保ジャパンの海外旅行総合保険で、医療費の上限が2000万円となっています。一時帰国中も適用されるため、全額補償されます。
海外旅行保険とは別に、以前から生命保険にも加入しています。手術した場合は保険が下りるとのことで請求しました。
海外旅行保険の二重請求はできません。僕は今回加入した損保ジャパンの他に、クレジットカード付帯の海外旅行保険が使用できますが、請求はどちらか一方になります。
海外旅行保険と生命保険の請求は可能です。
請求方法
損保ジャパンの海外旅行保険の場合
- 帰国後の連絡先の海外ホットラインに連絡
- 送付されてきた請求書を記入し、領収書と診療費明細書の原本を送付
医療費が10万円を超える場合は診断書が必要になるらしいです。
生命保険の場合
- 保険担当者に連絡
- 家に来てくれて、請求書を記入と診療費明細書と診断書の原本を渡す。
保険会社ごとに必要書類が異なってくるので、確認しておきましょう。
僕の場合、生命保険は担当者が家に来てくれましたが、そうでない場合は郵送になると思います。
診断書は各保険会社ごとの専用の用紙があり、それに診断内容を書いてもらいます。僕は先走って病院独自の診断書を書いてもらってしまいました。結果的にそれで通りましたが、保険会社の専用用紙に書いてもらった方が確実です。
注意点
診療明細書や診断書については原本の提示が求められる場合が多いと思います。2カ所に保険請求する場合は、どちらかの保険会社で使用後に原本を返却してもらうようにしましょう。僕は生命保険会社にまず原本を提出して、返却してもらいました。
さいごに
このように海外旅行保険と生命保険の2つの請求を行うことができます。
最初僕は海外旅行保険のみに請求しようと思ってました。親に「生命保険も請求できるのではないか」と言われて気づきました。
今回はわざわざ一時帰国して手術をしているので飛行機代もかかっています。生命保険が下りたので、飛行機の片道料金分程度は戻ってきました。
海外旅行保険以外に違う保険に入っている場合、とりあえず保険の契約内容を確認して保険会社に連絡することをお勧めします。