インドのクラクションがうるさすぎて絶対音感に目覚めつつある

インドに来てから毎日ファンファンファンファン。

不快な音のシャワーを浴び続けている。

インドの町は毎日がクラクションという楽器を使った演奏会です。

 

インド入国後、2日目まではストレスだった。

インドでは道路がものすごく混雑しています。車、リキシャーの量が多いし、交通ルールなんぞあってないようなもの。そのひしめく車の中をななめ横断する歩行者たち。

ドライバーたちもなれたものでスルリとかわして走っていく。

「俺はここにいるから避けろ」「邪魔だ」「はやく行け」そんなような意味を込めてひっきりなしに鳴らしている。

あんなに周りで音が鳴り響いていたら、何処でなっているのか、自分が慣らされているのかわからないような気がする。

 

あまりの毎日聞きすぎたので、当たり前のものとなって慣れました。

 

クラクションの音って、なんであんなに不快なのだろう。

音色?

音の高さ?

いろいろ考えました。

今まで生きてきたなかで、クラクションの音を不快な音としか認識していませんでいた。

そんなことを考えていたら突然、耳に変化があった。

音を聞いただけで無意識のうちに「ドレミファソラシ」のどの音なのかを無意識に識別してしまうようになってしまった。

 

クラクションに使われている音の高さは結構あることに気づいた。

音を聞き続けるうちに、街を歩いているときによく聞く音、聞かない音がわかってきた。

 

インドのクラクション音の出現率について紹介します。

全く何の役にも立たないけど。

調査場所はデリーで、すべて僕の主観であり、ちゃんとした統計ではありません。

レア度 ★☆☆☆☆

ミ(E)、ソ(G)ラ(A)

この3つの音は頻繁に聞く。外に出たら絶対に聞ける音。

デリーの町はこの3つの音で構成されているといっても過言ではない。

ソの音はリキシャー、ラの音はバイクから多く鳴っているような気がする。

レア度 ★★☆☆☆

ファ(F)

ミ、ソ、ラよりは聞く頻度が落ちるけど、聞くのはさほど難しくない音。

レア度★★★☆☆

ド(C)
※単音ではなくラ(A)との和音

クラクションは単音だけではなく和音のバージョンもあります。

赤いリキシャーから鳴っていたような気がした。

レア度 ★★★★☆

シ(A)、ド(C)単音

なかなか聞けない。3日に1度に聞けるか聞けないくらい。

レア度 ★★★★★

レ(D)

幻の音。伝説の音と僕は呼んでいる。1回も聞いたことがない。

レの音のクラクションが存在するのかも謎に包まれている。

 

他の音

ここで紹介したのはいわゆるドレミファソラシの音だけです。

実際にはたまに聞くぐらいですが、レ#、ファ#もたまに聞きます。

 

クラクションの音を集めようとしてみた

何でこんなことを思ったのかはわかりません。気の迷いです。

音声だけでは信ぴょう性がないので、スマホのムービー機能で音を集めようと試みました。

場所はニューデリー駅周辺とメインバザール周辺。

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いざ集めようと外に繰り出してみると、なかなかクラクションを鳴らしてくれないし、録画していない時にレア度2の音が鳴って「あ―この音欲しかったー」となったりして、結果的にレア度1の音しか入手できなかった。

スマホ出しっぱなしで録画は容量に限界があるし、ひったくられるかもしれないのでやりませんでした。

 

音を集めたら動画編集で何かを演奏させようかなとか思ってました。

全然集まらないし、客引きのインド人は寄ってくるし、暑いしであきらめました。

 

誰か代わりに挑戦してください。