次の国に向かうために、アテネから北上しようと思う。
ギリシャを抜けてマケドニアからセルビア、モンテネグロ、クロアチアと経由していくことにしよう。
セルビアからモンテネグロ間は絶景で有名なバール鉄道に乗り、そこからクロアチアのドゥブロブニクというルートだ。
ドゥブロブニクからどう移動するかはまだ決めていない。
ブルガリアは今回パス。ヨーグルトはまた今度。
東欧各国については何の予備知識もない。とりあえず行ってみるという感じなので、何も知らないということに少し不安を覚える。
ギリシャ入った時点では何も考えてなくて、次行く国はどうしようとか思ってた。ギリシャの北はアルバニアとかマケドニアとか、ブルガリア以外はあんま聞かない国だしね。
まずはアテネから各国へのアクセスする拠点となっているテッサロニキという町に向かう。トルコのイスタンブールやブルガリアのソフィア行きのバスが多く出ている。
テッサロニキへはバスで行こうと思い、バスターミナルの場所をネットで調べてみる。
あんま載ってねぇな。鉄道で行ったという情報はたくさんあったけどバスはない。
宿の人にバスターミナルの場所を尋ねてみる。googleマップでピン止めし「メトロの○○駅で降りるんだよ」と親切に教えてくれた。
だが、言われて降りたメトロの駅の周辺には鉄道の駅があるだけ。グーグルマップ上、バス停ははるか彼方。
全然最寄りの駅じゃねぇな。もういいや、鉄道で行こう。
ネットの情報によるとで鉄道の切符を買うときは、オンラインで切符を買うと1000円くらい安くなるというのがあった。
駅のwi-fiを拾って、鉄道のサイトにアクセスしてみる。僕の希望する朝一番の時間は背景がグレーになっていて選択することができない。
もしかして席がいっぱいなのか?
窓口で切符が買えるか聞いてみると、あっさり買えた。
アテネ最後の夜は肉が食べたいな。
オモニア駅周辺をぶらぶら歩いていると、都合よく肉が食べられるお店があった。

でかい鶏肉とポテトとパン。これで3か4ユーロ程度だった。安い。
こんなに肉々しいものを食べるのは久しぶり。
それにしてもヨーロッパは付け合わせでフライドポテトが高確率で乗っかっている。
特にいらないのにパンがついてきたりする。
この先、ほぼ毎日フライドポテトを食べることになるとはこの時思いもしなかった。油の過剰摂取かも。
次の日、朝の6時半には宿を出て、7時過ぎの鉄道に乗る。約6時間の移動となる。
向かいの席の夫婦(若くはない)が頻繁にチュッチュしてた。おそらく30分に1回程度。いや、もっと頻繁だったかな。日本と文化が違いすぎる。愛情表現がオープンっすわ。
吸い尽くしてしまえ。

テッサロニキには一泊しかしない。ネットで調べたところテッサロニキからマケドニアの首都であるスコピエまで鉄道で行けるようだ。次の日は早朝から鉄道でスコピエと向かうことにしよう。
駅の窓口で「スコピエに行きたい」と尋ねると
「ない。バスしか出てない。バスターミナルでチケットを買いなさい」
入念に練ったはずの計画がいきなり崩れた。
はは!そりゃあ嘘だろ?と違う窓口で尋ねてみるも、帰ってくる答えは同じだった。
ネットで見た情報は割と新しめだったのに、え?なに?オフシーズンか何か?電光掲示板にはセルビア、マケドニアから来る鉄道はあるのになぜに行きがないんだ?スト?土日だから?理由を聞きたいけど、英語力不足のため質問文が浮かんでこなかった。
そして、バスターミナルってどこにあるんだよ・・・。
途方に暮れて駅構内をウロウロしているとバスのカウンターを発見。助かった。看板には目的地らしき地名が書いてある。スコピエは・・・書いてないな。
一応、窓口で尋ねてみると
「スコピエ行きのバスはありますか」
「あるよ」
よかった!
朝8時半発のチケットを購入。これで明日の準備はバッチリだ。
テッサロニキのメイン通りを歩いていると、観光スポットのようなものがある。
門的な何か

建物的な何か

像的な何か

遊園地的な何か

発掘作業的な何か

普通の街並み

観たのはこれだけ!
次はマケドニアー。