今月2度目の手術。今度は肛門良性腫瘍切開術

一時帰国してから約3週間が経過。旅に対する想いは膨らむばかりです。

痔核を取り除いた部分はしこりが残っている状態ではありますが、だいぶ良くなった。

そろそろ再出発できるかなと思っていました。

 

毎日、朝の排便後に注入軟膏を使っていました。ここ数日は軟膏を塗っているときに肛門周りの1部分が張っていて、ぷっくらとしてきていることに気づきました。さらにうっすらと出血する状態。

この部分は痔によって血豆ができていた一番大きい部分で、先生から「皮が伸びていて、皮だけは今後残るかもしれない」と言われていました。手術後は少しづつではあるけど小さくなってきた矢先のことです。

気になったので病院に行ってきました。

先生「あー確かに膨らんでるね。取ることもできるけど取っちゃう?」

あぁ・・・絶望。

このまま薬で様子を見ていくという治療法もあると言われましたが

「ひとおもいに切ってください」

治るか治らないか不安を残した状態で旅に出たくなかったので、覚悟を決めました。

自分で選んだとはいえ恐怖感でいっぱいでした。あの麻酔の痛みをまた味わうのかと。

このとき、僕のお尻には血が溜まってできた「いぼ痔」と「腫瘍」の2つのダブルパンチであったことを理解しました。腫瘍は良性です。それでチェンマイの病院で「これは痔じゃなくて悪性腫瘍の可能性がある」と言われたのかと頭の中でピシャーンと一本の線で繋がった。

処置室の奥の手術用のスペースで再び切開をします。

ベッドにうつ伏せで待っているとき、麻酔の痛みの記憶が蘇ってきてスーハーと深呼吸をして心を落ち着けようとしました。

先生「じゃあ痛み止め打つよー痛いからねー」

プスリ

僕「はうぁ」

 

手術中は特に痛みもなく余裕でした。ただ切開されたときに血か何かが肛門を伝った感覚があったので気持ち悪かったです。

前回の手術後は終わった後座れなかったけど、今回は座れました。

だが、本当の地獄はこれからだった。

家に着くころには麻酔が切れてきて、徐々に痛んできます。

痛み止めの飲み薬を飲みましたが、痛みが止まらない。座っているのが苦痛になってきました。

痛みから逃避しようと布団の上でうつ伏せになって寝ようと試みましたが、痛くて眠れなくずっと痛みに悶えて唸ってました。切開した範囲が広かったのか痔の手術後よりかなり痛む。手術した日はほとんど布団の上でうつ伏せで過ごしました。

そしてやっぱり、う○こするのが恐怖。縫合してるので肛門からこんにちわするときに、糸がミチミチ締め付けるんじゃないかという恐怖です。便をするときにmy holeが広がると痛むので、何とか穴を広げないように力を入れます。排便後は傷が痛み、ペンギンが陸上を歩くような動きになりました。

また一週間後、病院に行きます。抜糸も痛いんだよな・・・。

なので8月に入っても旅立つことができません。

どんなに遅くても7月中には良くなって、8月入る前に出発かなと思っていたのでガックリです。