さすがにユニクロのウルトラライトダウンとフリースでは寒かったので、ジャンバーを購入。
オーストリアのウィーン駅のNewYorkerでセールをやっていて、ほとんどが50ユーロ程度で安くても25ユーロというなか、19ユーロのものを発見できた。
ハンガリーの後、オーストリアのウィーンに少し滞在して、チェコのプラハへと移動してきた。
チェコはビール消費量世界一なのだという。これはビールを飲まずには立ち去れない。
プラハの町並みは、ファンタジーRPGの城下町のようでカッコイイ。
最強寒波も通り過ぎたようで、外歩きが苦にならない。
広場では音楽を演奏したり、ピエロがいたり、全身金ぴかの人などパフォーマンスをする人を多く見かけた。
これ間近で見たけど、どうやって浮いてるかわからん。
小さい子が二人の間を切るように腕を通していたけど何もないようだった。
ヨーロッパに入ってから街中でカジノをよく見かける。町の中心部では100mに一件程度はあったんじゃないか。
「ここらで一発当ててやろう」
とは思ってなかったけど、カジノというものを経験したかった。運よく当たってくれれば儲けもの。
夜に1500コルナ(7000円弱)を握りしめてカジノへと向かう。
Casino Savarinというところに来た。
入り口から階段を上った先に受付がある。
パスポートを見せて年齢確認をする。本当にここはカジノなの?というくらい静か。
まずはカジノの中をぐるりと何があるか見て周る。
中はバーカウンターがあり、ディーラーがついてるルーレットやポーカー、完全機械のルーレット、スロットなどがあって田舎のゲームセンターのような雰囲気。イメージとは違ってワイワイガヤガヤしているわけではなく、客も10人程度。
しょぼい・・・。
ディーラーがついているルーレットは客が他に誰もいなかったからやめて、機械式のルーレットに座る。
まずは500コルナを機械に投入。
ひたすら黒、赤かを予想する。
一回につき50コルナをベットしていく。色を当てたら掛け金が倍になっていく方式。
今は黒の流れに違いない・・・黒にベット。
赤でした。
じゃあ次こそ黒に違いない。
赤でした。
ビックリするくらい外す。
あっという間に、投入した500コルナが消え去る。残りはあと1000コルナ。
再び500コルナを投入するも負ける。
ラスト500コルナ。
50コルナずつチマチマとベットする。
調子が良くどんどん増える。
よっしゃ、いい調子だ。
一気に100をベットしたりして、1000まで増える。
ここでやめておけばよかったんだけど、まだカジノに来てから30分くらいしかたってなかったので、帰るの早すぎだろと思い続行。
すると急にクソ外しを連発し、250まで減った。
ここは一発逆転にかけるしかない、ベット250だ!
黒だ、勝負!
画面のボールが回る・・・
赤か・・・黒か・・・
カコン
赤。現実は非情である。
結局チェコの宿代、約10泊分にあたる1500コルナを失い泣きながら帰った。