初の陸路で国境越え。アランヤプラテートで謎請求される




今日も便意で目が覚める。

移動日前日の夜は食べ過ぎないように気をつけているにもかかわらず、昨日の夜からいつもよりおなかが緩い。

6時に宿を出て、チェンマイに行く時に利用した北バスターミナルへと再びやってきました。

BTSに乗っている最中から便意に見舞われてしまい、大きいバックパックを背負ってトイレには行きたくなかったのですが、仕方なくトイレに行きました。バスターミナルは無料でトイレが使えます。

コンディションも整ったところで、バスチケットを購入しようと、窓口前にいくと

「しぇむるぃあっぷ!!しぇむるぃあっぷ!! しぇむるぃあっぷ!!」

と窓口のおばちゃんが、ちょっと巻き舌気味に連呼してきました。

「イエース!シェムリアップ!」と答え、8時発のチケットを購入しました。

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お金を払うときおばちゃんに

「ナナゴシロ!」と言われ

「え?…何語だ?」と思ってたら、指で7、5、0を表現して思わず

「あ、日本語かい!」と言った。

バスに乗り、定刻から30分遅れで出発。

 

しばらくするとバスの添乗員が軽食を配ってくれました。食べた後はひたすら眠りました。早起きだったのですぐに眠りに落ちました。

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国境の街のアランヤプラテートまで約4時間かかりました。バス会社の前でバスが停まったと思ったら、今度は昼食を配ってくれました。このチャーハン意外においしかったです。

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再び国境付近までバスが走り出します。国境付近では乗っているバス会社が記された、首にぶら下げるものが配られます。

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国境付近でバスが停まりました。

バスの添乗員が「なんとかかんとかはパスポートを出してください」と言われさらに「日本人ですか?先に降りてパスポートを見せてください」というような言われたので、おとなしく渡します。

バスを降りると、ついて来いというジェスチャーをされたのですが、なんか違和感が・・・。

「こいつ誰だ?」と思ったのも束の間、バスの添乗員ではなく見知らぬ顔のおっさんが僕のパスポートを持っていて

「これからスタンプを押す!スタンプを押すには300バーツかかる。みんな同じ。ここで入国カードを書いている」というようなこと言われました。

「あ!?」

僕の国境越えのイメトレでは、周りの乗客について行って手続きをしようとしていました。今のこの状況は、日本人である僕だけ引き離されて、いつの間にか知らんおっさんと押し問答しているという状況に頭がついていかず。

確かに周りの旅行者は一生懸命カンボジアの入国カードを書いているのが目につきましたが、事前に得た情報では入出国時にお金を払うなんて情報がなかったので「あぁ、これは本来払う必要のないものだな」と気づきました。

だがしかし「英語で何て答えればいいんだ?」と思っていたら息つく暇もなく

「今払え!バスが行ってしまうぞ!」

そんなすぐ行かねぇよと思いつつ、一生懸命に頭の中からひねり出た言葉は

「myself」と言う。が・・・

「払え!」

「I go to ・・・ myself」

「払え!」

「myself!」のループ。

通じてない?そもそも僕の英語がだめなのか?と思い日本語で「自分で行く」と言いましたが、最初から伝わると思ってないのであまり強い口調で言いませんでした。

だが、これがいけなかったのか

「払え!」

「自分で行く」の以下ループ・・・。

今思えばこの時点で、パスポートを返せと言って無理にでもその場を離れるべきでした。

もう僕はめんどくさくなって、しぶしぶ300バーツ払いました。そうするとようやく

「ついてこい」といわれ出国手続きをする建物に案内されました。

「ここが出国手続きをする場所だ。まっすぐ進め。じゃあな」とパスポートを返されました。

myselfが実は通じていたのかなんなのか、出国手続きの場所だけ案内された形になりました。さっきのおじさんはおそらく代行で入出国の手続きをする謎業者で、何も知らない旅行者をターゲットにしているのだと思います。

出国手続きを済ませようとして並んでいると、僕の前に並んでいたタイ人が話しかけてきて

「HELLO!君は300バーツ払ったのかい?」

「払ったよ。知ってたんだけど・・・君は払った?」

「ううん。払ってないよ。君は日本人かい?日本語少し知ってるよ」「こんにちわ(日本語で)」

そんなやり取りをして、300バーツ払ったことを嘆いたら、ドンマイ!というようなジェスチャーをされて和みました。

 

無事に出国手続きを終えてゲートに向かいます。

ゲートに向かう途中、やたら子供が歩いているのが目につきます。事前の情報によると国境付近では子供がスリとかをするから気を付けてという情報を得ていたので警戒しようとして、ふとポーチに目を向けるとチャックが空いていて、財布が見当たりません。

「いつの間に!まさかやられた?神業すぎだろ!」と思わされてしまいました。

僕の見える位置に身に着けているポーチはひったくられてもいいように、1日に使うであろうお金しかそもそも入れてません。

財布の中には60バーツ、200円弱しか入ってなかったので勉強代かなと思い、周りをさらに警戒しました。

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ゲート付近はバイクやタクシー、トゥクトゥクの客引きが騒がしく、国をまたぐ感動は一切なしでした。

VISAを取得していない場合は国境ゲートを越えた後、アライバルビザを申請することができます。これを知らないでVISA代行取得業者にぼったくられる旅行者は多いみたいです。

僕はあらかじめそういう情報を得ていて、めんどくさい押し問答を避けたいと思い、既にカンボジア大使館でVISA取得済みでした。

なので直接入国手続きに向かいます。

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入出国カードを受け取り、必要事項を記入。窓国にパスポートとともに提出すると無事にスタンプが押されて手続きがすべて終了しました。

バスは国境付近で停車しているので少しタイ側に戻ろうとし、ふとポケットに手を入れたら

なんと財布がありました。

そうなんです。実はスラれたわけじゃなく、さっきのおっさんに300バーツ支払ったときに無意識にポケットにしまいこんでいただけでした。

 

バスに戻り、全員揃ったところでポイペトからシェムリアップに向けて再び出発します。ポイペトというのはカンボジア側の国境の街です。シェムリアップまでの3時間、ひたすら写真のような景色が続きます。

北海道もだだっ広いのですが、必ず山もあるので、地平線が広がった景色を見るのは初めてです。

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いろいろありましたが、なんとかシェムリアップまでたどり着くことができました。

今日300バーツを支払ったおかげで、今後は日本語でもいいから、はっきり強く意思表示していこうと思うことができました。

 









3 件のコメント

  • パスポートは最初添乗員に渡したの?
    のりの文章を読むと、添乗員とその知らない男がグルのように感じるんだけど

    • グルだよ。国境でアライバルビザがとれることを教えず、代行申請させようと正規の値段より高く吹っかけてくるし。