世界一周出発日。人生において成し遂げたいことに挑む




2016年5月1日、午前7時。日本。

目を覚めると、そこは世界一周へと旅立つ日の朝。

自分の人生においてやりたいなと思ってたことをやる初日。

 

ドキドキ、ワクワク、不安でいっぱい・・・などは特になくて、いつもと変わらない朝でした。

ホントに行くのかなという心境。どこか他人ごとのように感じます。

「飛行機の時間は12時30分。家を出るのは9時半過ぎで余裕かな。起きて飯食って、最後の準備をするか!」

などと思っていました。このときは。

「ほんとに12時半だよな」と、確認のために予約した飛行機の確認メールをみる。

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【往路 | MM122】- ハッピーピーチ(RHAPPY)
├ 札幌(新千歳)
├ 2016/05/01 (日) 11:00
| ↓
├ 大阪(関西) 第2ターミナル
└ 2016/05/01 (日) 13:10

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├ 札幌(新千歳)
├ 2016/05/01 (日) 11:00

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ!?」

朝起きた数分後に、飛行機の時間を勘違いしていたことに気づきました。

リビングにいる両親に「飛行機の時間勘違いしてた。12時半て言ってたけど、11時だった」

空港まではJRで行くつもりでした。飛行機が11時発なので、8時半くらいの電車に乗らないといけません。

初日から飛行機乗れないとか、壮大に何も始まらなくなる。

急いで最後のパッキングをする。

本当は家から最寄り駅まで歩いて、旅立ち気分を味わおうと思ってたのですが、父に車で送ってもらうことになりました。

 

慣れないバックパックを背負います。サブバックも前方に背負うと体を襲う重量感。重すぎてよろけてしまいます。

 

旅立ちの前に、バックを背負った写真をパシャりと撮られました。

「いってきます」

ここで母と別れました。世界一周に行くからといって、特別な感じは何もなく家を出ました。

 

5月上旬の北海道はまだ肌寒いので、パーカーの上に、ユニクロのウルトラライトダウンを着込んでいます。

駅に着き、車を降り父と別れて1人、駅から普通列車に乗りました。

自分一人だけが大きいバックパックとサブバックを、背負っていてなんとなく浮いてます。

電車の中ではふわふわしてるというか、夢の中にいるような感覚で、今から海外に行くのが現実なのか信じられません。

そんな感覚のまま新千歳空港に到着。

ゴールデンウイークの始まりということもあって、いつもより空港が混み合ってました。

「この中の人に、これから世界一周に行く人はどれくらいいるのかな」などと思ってました。

早々に搭乗手続きを済ませて、ホットコーヒーを飲みながら待ちます。

新千歳空港からフライトするときは、いつも同じ店のホットコーヒーを買ってます。

搭乗案内の放送がなり、飛行機に乗り込みます。

離陸時に思い浮かんだのは、家族や友達。濃密な時間を一緒に過ごした、お世話になった会社の同僚たちの顔。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、これから始まる。

 

数年かけて出した、退職と世界一周という答え。

 

「自分はこの先、人生において、一体どうなってしまうんだろう。どうなっていくんだろう」という期待と不安を胸に空へと飛び立ちました。

 

世界一周出発日までにひたすら聞いていた曲。自分の心境に重ね合わせてました。

稲葉浩志/羽