1年以上苦しんだ痔がついに完治 痔瘻手術体験記




いぼ痔だと思ってたら、実は痔瘻だったことが発覚しておよそ2ヶ月。

手術をするため入院して完治したので、手術の流れをまとめました。

  • 入院期間は5日
  • 費用は約8万円
  • 完治まで2カ月

痔瘻の手術と手術後の生活は想像していたより楽でした。

正直、いぼ痔の手術の方が辛かったです。

手術と入院

手術はどんな感じ?痛いの?

インターネットで「痔瘻 手術」と調べると、なかなか大がかりで大変そうな印象を受けますよね。

僕も痔瘻だと知らされたときは恐怖しかありませんでした。

実際はどうだったのかというと、手術中の痛みはないし、麻酔も(気持ち悪かったけど)痛くなかったです。

入院と手術日が同時だったため、朝8時半までに病院に行きます。

前日入院もできたけどやめた。有給が減るし、入院費用も高くなるので。あと、入社したてだったからあまり休みたくなかったからです。

説明を受けて、採尿をしていざオペ室へ向かいます。

オペ室に向かう前かいつか忘れたけど、このあたりで点滴を打ちます。

台の上にうつ伏せでスタンバイすると、まず尻の毛をきれいに剃られました。

過去に何度も尻を見せているので羞恥心なんてないです。

そして問題の麻酔。

この麻酔を打たれる瞬間が恐怖のピーク。

1年前いぼ痔の手術をしたときの局所麻酔が人生で一番痛かったんじゃないかというくらい痛かったから。

ついに 針が 刺さる!

「あれ?痛くない」

今回の手術では硬膜外麻酔というもので、肛門に近いところではなくお尻の割れ目から少し上のところに注射をするものでした。

チクっとするような鋭い痛みではなく、何かが腰に入り込んでくる鈍い感覚がありました。

痛くはなかったけど、腰が疲労で痛くなるような感覚で気持ち悪かったです。

麻酔が効いてくるまで、そのまま数分~数十分放置されます。

冷たいガーゼを当てられて、冷たさを感じなくなるまで麻酔の追加と放置が繰り返されました。

麻酔は痛みは消えるけど、肛門周辺が何かが当たってるような感覚までは消えないです。

いつの間にか先生が来ていて、気づくと尻が切られてました。

いや、始めますとか言ってくださいよ。

僕の尻の症状は、肛門周囲に抜けるまっすぐなトンネルが2つあると診断されてました。

↑肛門を下からみた図

手術を進めるうちに、そうでないことが発覚。

当初は肛門のダメージを減らすため、手術は2回に分けて行うはずでした。

肛門内部の1つの穴から分岐して2つの出口を形成していたようで、やろうとしていた術式でなくなったらしいです。

予定を変更して、肛門内部のトンネルをまとめて取り除いたため手術も1回で済みました。

手術時間は50分くらいだったと思います。

手術後に尻の画像を見せてくれました。自分のお尻ですがグロかったです。

今回やった術式では傷口の縫合はしなかったので、肛門周辺が陥没してました。

完全に皮膚が盛り上がったら完治となります。

1つに気になるのは、外につながっていると思われたトンネルが途中で狭くなっていたことです。

数年後にもしかしたら痔瘻を発症するかもしれないとのことでした。

手術後の痛みより辛かったこと

入院した日の夜は激痛でした。

麻酔が切れる前に、看護師さんに痛み止めをもらって飲んでたのにも関わらずです。

我慢できないほどではないけど、悶えて体に力が入ります。

薬が効いてるんだか効いてないんだかよくわからなくて、看護師さんに痛いことを告げました。

追加で痛み止めを出してくれて、痛みが和らぎました。

そんなことより尻の痛みを無に帰すような辛いことがあるんですよ。

それは尿意です。

手術した日は完全歩行禁止なのでトイレには行けないので尿瓶に出すことになります。

まあそれはいいとして、めちゃくちゃおしっこがしたい!ってなっても

出ないんです。

手術前に打った麻酔の影響で、おしっこをするときに力が入らないみたいでした。

これが気持ち悪い。

数分粘ってようやく絞り出しても、点滴をしてるのでまたすぐに尿意を感じてしまいます。僕は頻尿なのです。

いくら絞り出してスッキリしたと思ったら、数十分経ってまた尿意。

これが辛い!

入院中の最大の苦しみでした。

後で知ったけど、あまりに尿が出ない場合は導尿になるということもあるという。

カテーテルを抜くときの痛みは、男が感じる痛みをランキングにしたとしたら1位との噂もあるので、導尿にならなくてよかった。

初めてのうんこ

人間、ご飯を食べていれば排泄をするものです。

病室のトイレにもそんなようなことを書いた張り紙がありました。

手術後のうんこは避けて通れないのです。

過去に痔の手術をしてるので、排便時はあまり痛くないことはわかってたけどやはり怖い。

痛みに恐怖しながらウンコを放出しますが、痛くありませんでした。

排便後はウオシュレット必須です。

ビデでお尻を洗うといいよとトイレの張り紙に貼ってあったので人生初ビデ。

シャワーの水圧よりソフトでした。

退院後の生活

予定通り5日で退院できました。

退院後は完治するまでは2週間に一度、病院に通います。

手術から1ヶ月経つまでは温泉やお酒が禁止だったり、重いものを持つことを控えるよう言われました。

僕の仕事は100%デスクワークなのですが、長時間座っていても痛みは全くなかったです。

特に円座クッションとかの必要性は感じなかったです。

出血等はいつまで続くのか?

手術後からお尻には常にゲーベンクリームを塗ったガーゼを、排便後と寝る前に貼ることになります。

入院中は看護師さんが処置してくれますが、退院後は自分でやります。

平日は仕事なので、薬とガーゼは持ち歩いて、排便後はガーゼを張りなおしてました。

ガーゼに血が完全につかなくなったのは、手術後10日くらいでした。

出血はしなくても浸出液は出るので、ガーゼはまだ外せないです。

手術後3週間で浸出液が出なくなり、ゲーベンクリームによる処置が終わりました。

ゲーベンクリームから、ボラザGという注入軟膏を完治するまで使うことになります。

完治

手術から2ヶ月が経過し、皮膚がほぼ盛り上がってきたところで完治を告げられました。

1年以上に渡って僕を苦しめた忌々しい痔が完全に尻から消えてなくなりました。

健康なお尻は最高です。

1年前、会社を辞めて行った海外放浪中にベトナムから始まった痔主人生。

一時帰国の原因を作ったりしてホント痔には振り回されました。

いぼ痔だと思って手術したけど、一年以上経っても完治することがなかった僕のお尻。

たまに腫れたり、スキンタグが残っていてずっと気になっていた。

トイレでうんこをした後、トイレットペーパーの通行を妨げるスキンダグ。

風呂で尻を洗う度に、これどうにかならんものかと気になっていた膨らみでしたが、1回の痔瘻の手術でスキンタグもキレイさっぱりなくなりました。

健康なお尻で海外放浪したかったです。