世界一周の費用。どうやってお金を貯めたか

「世界一周したいけどお金がない」「世界一周したいからお金を貯めよう」

僕の場合、このようなことはありませんでした。

大学を卒業して、働き始めたときから何の目的もなく少しずつ貯金をしていました。

3年くらい前まで自分が海外に行くなどと微塵も思ってなかったので「世界一周のための貯金」という理由ではなくて「何かあった時のために」とか「老後のために」といった理由です。

ここ2~3年は「いつか世界一周したいな」と日々思ってました。そんなとき、ふと自分の貯金を計算してみたら「あ、結構お金ある。これ行けるんじゃないか?」と感じました。

夢のまま終わるのかと思っていたことが、現実身を帯びた瞬間です。

そんな僕がどのようにしてお金を貯めていたのかを紹介します。

世界一周費用とは?

僕が考える世界一周の費用というのは以下の3つの合計金額です。

  • 準備費用
  • 旅行中費用
  • 帰国後費用

準備費用

海外旅行保険や予防接種、旅グッズなどが該当します。僕は世界一周するにあたり一眼レフやGoPro、タブレットなどガジェット類を多く購入しました。さらに旅行中にかかる住民税や奨学金を準備費用として用意。準備費用の合計は約125万円でした。

旅行中費用

交通費や宿泊費、食費が該当します。お金を気にしてケチりすぎる旅にはしたくないです。やりたいことをやり、食べたいものを食べるスタンスで期間は1年。予算は200万程度。

帰国後費用

社会復帰するまでの期間にかかる費用で、引越し料金や数ヶ月程度の生活費が該当します。金額は秘密。

 

お金を貯めた方法は?

意識していたのは以下の3つで、斬新なことは何一つやっていません。

  • 口座を分ける
  • 貯金
  • ほんの少しの節約

主に3つの口座を使い分けていました。

1つ目は生活費用を管理する口座。毎月の給料が振り込まれてくる口座で、1ヶ月の生活費はここから使います。主に家賃、光熱費、通信費、食費など。単行本やたまに買う雑貨とかもここから使ってました。

2つ目は使っていい貯金を管理する口座。たまに少し大きめの買い物をするときはここから使います。パソコンなど高めの電化製品や家具など。飲みに行き過ぎて生活費が枯渇した場合もここから引き出してました。

3つ目は使ったらダメ貯金を管理する口座。その名の通り決して手を付けてはいけない貯金で、今回の世界一周費用の根源となっています。

 

貯金については、残業をした月は残業手当の全額を使っていい貯金に預け入れてました。ボーナスが支給されたら金額の半分以上と、毎月の給料で1万円を必ず使ったらはダメな貯金に預け入れをしてました。残業が多い業種でしたが残業手当はきちんと支給されていました。そのおかげで貯金金額を大きく伸ばせました。

「30万円貯まる貯金箱」というものを使用して500円玉貯金もやっていました。日々の買い物で意図的に500円玉でお釣りがくるようにお金を払い、500円玉ができるたびに貯金箱に入れます。1回目は3年程度で貯金箱が満杯になりました。2回目は貯金しない日々が続き、今年に入っても満杯にはなりませんでしたが20万弱程度は貯まっていました。

 

節約については大したことはやっていません。

日々の生活で一番意識して節約できるのが食費。ご飯は基本自炊です。会社に行く平日のお昼は会社に弁当を作って行ったり、水筒に飲み物を入れて持って行ってました。弁当を買ったり、外食をすると高いです。飲み物も毎日水やコーヒーを買っていたら結構かかります。

 

さいごに

日々の生活を質素にするとか、ものすごいケチるとかは全然していません。むしろお酒を飲みに行くのが好きだったので頻繁に飲みに行ってました。

その結果、大学卒業から退職まで9年かかってやっと世界一周できるだけの金額が貯まっていました。

最初から明確な目的を持って貯金をしていればもっと多く貯めれたかもしれないです。

お金が貯まるまでに年数がかかりすぎてますが、参考にしてみてください。