昨日からカンボジアの首都のプノンペンにいます。
宿でバスの手配をしてもらい、当日の朝、アンコールツアーでお世話になったトゥクトゥクドライバーさんに送ってもらいました。
バスはなんとwifiが使えます。
予定移動時間は6時間でしたが、5時間でプノンペンのバス会社に到着しました。
窓から見えたプノンペンの街は「けっこう都会だ」と感じました。
バスから降りると、トゥクトゥクドライバーがここぞとばかりに来るわ来るわ。
1ドルで乗っけてくれるというので、乗せてもらいました。
乗る前に「1$. you and I promise. OK?」と言い、念押ししておきます。
カンボジアでは最初1ドルといったけど降りるときに「2$」とか言われることが多々ありますけど、こっちがニッコリして「NO. 1$」というと引き下がってくれます。実際のやりとりは険悪な空気ではないので、最近は駆け引きを楽しんでいます。
あとは行き先をあまり有名じゃない場所をいうと「思ったより遠かったから。もう1ドル」とか言われるらしいので、有名な通りや建物を言うといいみたいです。
今回僕はバスを降りてから乗ったトゥクトゥクに告げた行先は、絶対にわかるであろう、イオンモールと告げました。
イオンはあのイオンです。2014年にオープンしたみたいです。
イオンに着いて、約束通り1ドルしか要求されませんでした。
ちょっとイオンのなかを覗いてみました。
これは見事。
お寿司まで売ってます。買わないけど。
用事も済んで宿に向かおうとしました。イオンの出口でおばちゃんに話しかけられます。
「Are you from?」
この時点では「JAPAN」と答えます。そうすると
「OH!JAPAN.ワタシ スコシ ハナセル。ニホンノ ドコ?」などいろいろ聞かれます。おばちゃんは英語で「知り合いに日本の勉強をしている人がいる。少し時間ある?」
警戒アンテナが立つ。
「busy」と言っても「スコシダケ」と言われて、いきなり電話しだします。「この人、日本が好き。私の父親。話してあげてほしい」と英語で言われる。(うろ覚え)
電話を渡され話すと片言だが男性が日本語で話してきます。
警戒レベルがどんどん上昇。
「オーコンニチワ」から始まり、「これから会って話したい」などと言われます。これはだめなやつだと思い「これからすぐ友達を逢う約束があるんだ」というとあっさり引き下がってくれてました。
おばちゃんにも「じゃあ」と告げその場をそそくさと離れました。
宿にチェックインして、その日は夜ご飯だけ近くのお店で食べて寝ました。
次の日の昼、イオンのフードコートでご飯を食べていると
「Are you from?」とおばちゃんに話しかけられる。
「なにーーー!またか!っていうか昨日と同じ人?」とか思うが相手は気づいていない模様。
それでまた日本が好きだの、知り合いに日本の勉強してる人がいるだの同じような流れになります。
そして僕はなぜかおばちゃんとサシで飯を食っている状況になっています。
また電話をかけ始め、電話を渡されて、もうね、テンプレどおりでした。昨日と同じ理由で断り、ひと段落しますがおばちゃんと飯を食べている状況は続きます。
ためしに「毎日イオンに来てるの?」などいろいろ英語で尋ねてみる。そうすると「今はお昼だから来てるんだよ。普段は仕事してるから」と返答されます。
「へー(棒読み)。」
おばちゃんも僕に断られたことで露骨に無口になります。
そうすると、今度はおばちゃんが「私日本のお金集めテル」とかなんとか忘れましたけど、あなたの持ってる日本のお金と両替してほしいと言われます。
「あ、きたか」と思い「持ってないよ」と答えるが、「両替してほしい」と言われます。
「だから持ってないって!」というと引き下がりました。本当にもってなかったんですけどね。
プノンペンは治安が悪いとか、ひったくりがあると聞いてたので、日本円は宿のロッカーの中に保管してきていて、持ち歩いてたお金は10ドル程度のみ。持っていても絶対出しませんが。
またしても僕に断られたことで、おばちゃんはテンションダウンし、ご飯を食べるスプーンが止ってました。
僕は先にご飯を食べ終わり「じゃあ約束の時間だから」と言って立ち去りました。
その後、僕はカフェに入り、フリーWifiでさっきのような事例がないか調べたところ、家に招待された後、父親はディーラーで腹立つブルネイ人を俺と組んでイカサマでお金を巻き上げようとかいう詐欺が流行っているみたいです。ブルネイ人はもちろんグル。
あとは、両替したら相手の持っていたドルが実は偽札で1万円だまし取られたという事例が見つかりました。
日本人はカモにされやすく、だまされている人が多いみたいなので、気を付けましょう。
そのおばさんにすごい興味あるなあ!
写真ないの?
撮ってないわ。
こういう詐欺師って露骨に写真をいやがるらしい